SQL Server Express に接続できない際の確認事項・解決法

SQLServer

確認事項は3つです。
・TCP/IPプロトコルの有効化
・ポートの固定・開放
・SQL Server Browser サービスの有効化
それでは各項目の設定方法です。

TCP/IPプロトコルの有効化

1.「SQL Server 20XX 構成マネージャー」を起動
2.「SQL Server ネットワークの構成」→「”インスタンス名”のプロトコル」を開く
3.「TCP/IP」を右クリック→「有効化」をクリック
有効にできていることが確認できれば、再起動は必要ありません。

ポートの固定・開放

<ポートの固定>
1.「SQL Server 20XX 構成マネージャー」を起動
2.「SQL Server ネットワークの構成」→「”インスタンス名”のプロトコル」を開く
3.「TCP/IP」を右クリックし、「プロパティ」をクリック
4.「IPアドレス」タブをクリックし、「IPALL」のTCPポートを指定
※一般的に、「1433」が多い
5.「適用」
6.「SQL Server のサービス」→「SQL Server(インスタンス名)」を右クリックし、再起動

<ポートの開放>
1.コントロールパネル→「Windows ファイアウォール」→「詳細設定」
2.「受信の規則」→「新しい規則」
3.「TCP」、「特定のローカルポート」を選択し、先ほど設定したポート番号を入力
4.「接続を許可する」を選択
5.「ドメイン」「プライベート」「パブリック」全てにチェック
6.この規則の名前を入力し、完了
※規則の名前:SQL Server など、わかりやすい名前
※同様の手順で、UDPのポートも開放しておくと無難

SQL Server Browser サービスの有効化

1.「SQL Server のサービス」→「SQL Server Browser」を右クリック→「プロパティ」
2.「サービス」タブをクリック→「開始モード」を「自動」に変更
3.コントロールパネルの「管理ツール」を開く
4.「サービス」を起動
5.「SQL Server Browser」を探して右クリック→「開始」をクリック
6.「SQL Server 構成マネージャー」の「SQL Server のサービス」から
「SQL Server Browser」を右クリックし、開始

以上、一連の確認項目です。

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